2022.10.19

かわのまち映画館 11月26日「女を修理する男」

<かわのまち映画館とは?>
加古川駅前じけまち商店街内「かわのまちリビング」で、映画上映会を定期開催しています。土曜日に行う上映会は、お子様連れ大歓迎となっていますので、ぜひお気軽にお越しください。

ドキュメンタリー作品を中心に上映しております。みなさまのお越しをお待ちしております。
※お子様大歓迎(小学生・中学生 100円)

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映画『女を修理する男』

女を修理する男|cinemo

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●ストーリー

コンゴ民主共和国で性的被害にあった女性達を治療するデニ・ムクウェゲ医師は、2012年に脅迫を受け一時は海外へ。しかし翌年には命の危険を冒して再びコンゴに戻る。そして命がけの治療を再開する───

「女性と少女にとって世界最悪の場所」とも描写されるコンゴ東部。

コンゴ戦争が勃発してから20年が経つ。その間、「紛争鉱物」の実態に関する認知は高まり、国際社会はその予防策に取り組んできた。しかしコンゴ東部の状況は改善されないまま、この地域に住む人々の苦しみは続き、大勢の女性、少女、そして男性が性暴力の被害にあっている。紛争鉱物、グローバル戦争経済と組織的な性暴力は相互関係にあるが、その事実はほとんど知られていない。

本作品は、暗殺未遂にあいながらも、医療、心理的、そして司法的な手段を通して、婦人科医のデニ・ムクウェゲ医師が性暴力の生存者を献身的に治療する姿を映している。それに加えて、生存者の衝撃的な証言、加害者の不処罰の問題、希望に向かって活動する女性団体、そしてこの悲劇の背景にある「紛争鉱物」の実態も描かれている。

「ムクウェゲ医師は私にとって父親のような存在」とある患者は話す

ムクウェゲ医師は1998年、コンゴ東部のブカブにてパンジー病院を設立し、これまで4万人以上のレイプ被害者を治療し、精神的ケアを施し続けてきた。それ以外に、国連本部をはじめ世界各地でレイプ被害に関する演説を行い、女性の人権尊重を訴えてきた。その活動が国際社会で評価され、これまで国連人権賞(2008年)、ヒラリー・クリントン賞(2014年)、サハロフ賞(2014年)などを受賞した。ノーベル平和賞受賞者の有力候補にも数回挙がっており、2016年5月のタイム誌に、「最も影響力のある100人」に選ばれた。

●製作スタッフ・クレジット

監督:ティエリー・ミシェル 作家:コレット・ブラックマン、ティエリー・ミシェル
脚本:ティエリー・ミシェル、コレット・ブラックマン、クリスティーン・ピロ

映画の予告はこちら↓

2022年11月26日(土)

映画『女を修理する男』(2015年)

時間:10時~ 13時~ 16時~ 19時~ 全4回

入場料:大人1000円  小学生・中学生100円  未就学児 無料

上映場所:加古川市加古川町寺家町363-4 かわのまちビルディング2階

主催:加古川まちづくり舎

お申込みはお電話で↓

079-423-5816