2017.05.28

MANABIYA Kakogawa Vol.3 参加レポート!

こんにちは!金曜店長のシマナカです。
5/26(金)に藤輪さん主催のMANABIYA Kakogawa Vol.3に参加し、感動したのでレポートします。
今回の内容はこちら!

テーマ:
「社会を変えるデザイン 〜アイデンティティデザインで想いを形に〜」

ゲストスピーカー:
SASI DESIGN 代表取締役 近藤 清人さん
兵庫県宝塚市を拠点に兵庫県を中心として80社を超える企業や自治体などのブランド戦略に携わる。アイデンティティデザインという独自手法で、デザインだけでなく、中小企業や自治体に本当に必要な「しくみ」としてのブランドづくりを行う。
(SASI DESIGN ホームページ)

進行:
・Part1:SASI DESIGNでは何をしているのか
・Part2:なぜそれをしているのか
・ワーク:参加同士で意見交換&質疑応答

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らしさをデザインする

「Part1:SASI DESIGNでは何をしているのか」では、案件事例を3つご紹介いただきました。

<案件事例>
昌和莫大小株式会社
銀海酒造有限会社
・日本酒酒造 竹泉

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依頼主さんと多くの時間を共有する中で、潜在的ならしさ(アイデンティティ)を引き出し、唯一無二のものをデザインしていく。だからこそ、つくりだされたものは依頼主さん自身にとって誇れる存在となり、主体性が増していく、そんな好循環が生まれていくのだと知りました。

どの事例もひとつひとつに、依頼主さんと近藤さんの関係性の中でしか生まれ得なかった価値が存在しているのだと感じました。(とってもステキな関係だな。アイデンティティを引き出す能力、切望しています!!)


地方の「誇り」を引き出す

「Part2:なぜそれをしているのか」では、今のお仕事をされるまでに至った背景や想いを聞かせていただきました。

<POINT>
・田舎出身へのコンプレックス
・イベント実施の短期性
・真の活性化とは

外部の専門家がやってきて、素材をピックアップし、一時的に何かを作り出したとしても、結果的には継続しない。まちの人は取り残された状態になってしまうという状況を感じたそうです。本当の意味でまちが活性化するとはどういうことなのか、何が必要なのか、それを考え続けた上で「アイデンティティデザイン」という手法があるのだとわかりました。
まちの人たち自身が誇りを持つ必要がある、主体性がなければ継続性のない、意味のないもので終わってしまうから。その想いを持ち続け、実践し、さらに発展し続けているところが素敵だなと感動しました!(かっこよずぎるわ〜〜〜)


THINKING TIME

「ワーク:参加同士で意見交換&質疑応答」では、参加者同士が感じたことを意見交換しあったり、近藤さんへ様々な質問をぶつけたりしました。

<POINT>
・うまくいかないときは、人に話す。書き出す。
・らしさを引き出すポイント→ぽつぽつ話されることをしっかり覚えておくこと。
・なにがイヤか?という答えに自分らしさが見えてくることもある。

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最後に

まだまだ書ききれないくらい、素敵ポイントがたくさんありました!
参加者のみなさま各々に、響くポイントがあった様子で、すごく熱量の高い会だったと感じました。

私自身、名刺の肩書きに「Web Designer & Your Partner」とかっこつけたことを書いているのですが笑、そこにはただのウェブサイトをつくる人にとどまらす、いろんなことを相談してもらえる存在でありたいという想いをこっそりと込めています。そんな初心を思い出させていただき、より一層はばたこうと意気込みました!

ひとつひとつの質問に丁寧に応えてくださる近藤さんのまなざしが印象的で、頭のキレる人でありながら、多様な意見を受け容れてくださる大きさを感じました。だからこそ、まちの人に頼られる存在なのだろうと思います。
本当に本当にありがとうございました!

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最後に、素敵な場を作ってくださった主催の藤輪さん、ありがとうございました。
みなさん、今後もMANABIYA Kakogawaの動向を要CHECK!です^^

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次回予告
MANABIYA Kakogawa Vol.4
2017/6/16 Fri 19:00〜21:00
みんなでつくろう 〜TEAM クラプトンという家〜
イベント詳細はこちら
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この記事を書いた人

金曜担当うぇぶつくる人なっつん