00. Work Shop space & Office
まちなかをもっと面白く
加古川駅前の寺家町商店街に2016年、「手作りまちなか工房」が新しく誕生しました。
名前は「00.Work Shop space&office」。
通称「00」(ゼロゼロ)と呼ばれています。
00は、まちで何か面白いことをしたいときに活用できる空間です。「まちなかをもっと面白く」を合言葉に、1階をみんなが使えるレンタルスペースに、2階を個人や会社がオフィス利用できるスペースにリノベーションしました。
加古川のまちなかで新しいことを生み出していくための発信基地として、いろんな人が立ち寄り、情報やアイデアを持ち込んだり、試したりできる場所を目指しています。
00ができるまで
00はもともと子供服店として営業し地元の人が利用する歴史のつまった建物です。レンガ造りでガラス張りの外観に、アンティークな階段や電灯などが設置されている様子は、昔のレトロな雰囲気をそのまま残しています。
「親子3代に渡ってお世話になっていた」という声も聞く、そんな場所をもう一度“地域に開かれた場所”にしたいとの思いから、00づくりはスタートしました。
リノベーションでは、床をはがしたりペンキを塗ったり、木材を加工して棚を作ったり。できることは自分たちでやってみようと、約50人が入れ替わり立ち替わり集まり、55日にかけて完成させました。
2016年7月7日の完成記念のオープニングには、40人以上が駆けつけ、00ができるまでの経緯や今後の可能性について語り合いました。
00の役割って?
取り組みをはじめた当時は、駅前の再開発によって周囲には大きなビルやマンションの建設が進む真っ只中。同時に、新しい飲食店などがポツポツとできて、駅周辺に新しい人や元気な人々が集まりはじめていました。
「まちをもっと面白くしたい」という思いを持った人がたくさんいる中で、「加古川にどんな場所があればもっとまちが楽しくなるだろう?」と考え、みんなの場所をみんなで作ってスタートしたのが00です。
「未完成」からスタートしたこの場所は、いろんな人に使ってもらい、育ててもらいながら、今現在も運営を行っています。オープン以来、会議やセミナー使い、イベント使いなど、様々な用途で活用されてきましたが、できることはまだまだ無限大にあるのではと考えています。
00から01、02を・・・
00は「きっかけ」の番号。今あるものを活かしながら、まだないものを想像してどんどん手作りしていこう!との想いから名付けました。
00の中だけを活用するのではなく、今後は商店街や周りの環境へワクワクを波及できる活動を展開できれば、まち全体の魅力が広がるのではと考えています。
例えば、01は街のパン屋さん、例えば02はこだわりハンドメイドのショップと言ったように、01、02、03・・・と、これからの加古川に必要な魅力的な場所をどんどん生み出していければという想いが込められています。
基本情報
営業日時:平日10:00〜17:00
住所:加古川市加古川町寺家町363-4
1F:Work Shop space
イベントや会議、ものづくり工房など、どなたでも自由にご利用いただけます。プロジェクターやホワイトボードを常設しているほか、ものづくりの基本工具も設置しています。活用方法はさまざまです。ぜひご相談ください。
2F:Office
シェアオフィスとして会員限定で利用できます。利用についてはお問い合わせください。